ビエルサ政権での栄光
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「ホルヘ・バルディビア」の記事における「ビエルサ政権での栄光」の解説
2008年8月5日、マルセロ・ビエルサ監督はトルコとの親善試合でバルディビアを公式に代表に復帰させる決断を下した。トルコ戦では後半途中にベンチに退き、ハリル・アルティントップに得点を許して0-1で敗れた。9月7日、2010 FIFAワールドカップ・南米予選のブラジル戦に出場し、同予選初出場を果たしたが、63分にレッドカードを貰って退場処分となった。ブラジル代表のファンは「(ブラジルリーグで活躍した)バルディビアはブラジル人だ」との皮肉とともに拍手喝采した。2009年10月10日、同予選のコロンビア戦 (4-2) ではチームの3点目を決め、またファビアン・オレジャーナのチーム4点目をアシストした。この勝利によってチリ代表は12年ぶりのFIFAワールドカップ本大会出場を決めた。本大会前の準備試合でも頻繁に先発出場機会を得て、2010年5月26日のザンビア戦 (3-0) ではアレクシス・サンチェスのチーム3点目をアシストしたほか、自身の代表通算3点目を挙げた。本大会の出場メンバーにも順調に選出され、グループリーグ初戦のホンジュラス戦 (1-0) では、エースのウンベルト・スアソが負傷欠場した関係でストライカーのポジションでプレーした。後半には激しいタックルを受け、次戦への出場に不安を残したが、2戦目のスイス戦では後半開始から本来のポジションであるプレーメーカーとして出場し、エステバン・パレデスに絶妙なパスを通してマルク・ゴンサレスの決勝点の起点となった。3戦目のスペイン戦はハーフタイムまで、決勝トーナメント1回戦のブラジル戦は後半開始から出場したが、どちらの試合にも敗れて敗退となった。
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