ヒルスカルウイ【ヒルスカルウイ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7276号 |
登録年月日 | 1999年 7月 21日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ヒルスカルウイ よみ:ヒルスカルウイ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | ヒルベルダ社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1424CA デ クワケル マインスヘーレンウェッヒ 15 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヤン ヨハネス ヒルベルダ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ヒルスカーレット」の枝変わりであり,花は明赤の地色にピンク白色の覆輪が入る垂咲で,中輪の切花向きの品種である。草姿は中間,開花時草丈はかなり高,節数は多である。茎の長径は中,硬さは剛,折れの難易は易,茎の色は灰緑,ろう質の有無は多,立茎数は中,1茎の側芽及び側枝数は極多,側枝の着生位置は全体,節間長はやや短,最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形,先端部の形は鋭くとがる,葉巻き程度は巻く,最大葉長はやや長,葉幅はかなり狭,葉色は濃緑,ろう質は多である。つぼみの形は倒卵形,大きさはやや小,花の重ねは八重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は垂咲,花径は中,表面の地色は明赤(JHS カラーチャート0406),複色模様色はピンク白(同0401),裏面の花色は明紅(同0106),色彩模様は覆輪,複色割合は多,花弁の波状程度は波状,鋸歯の深さは浅,数はかなり少,花弁の長さ,幅及び数は中,ほう葉の形はⅠ型,数は4枚,長さはやや長,がくの形は円柱形,がく筒の色は灰緑,がくの太さは中,長さはやや長,花の香りは弱である。開花習性は四季咲き,早晩性は極晩生,がく割れの難易性は易である。「マルセラ」と比較して,葉巻き程度が強いこと,つぼみの形が倒卵形であること,複色割合が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1989年に出願者の温室(オランダ王国)において,「ヒルスカーレット」の枝変わりを発見,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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