パートナーおよびアフィリエイトプログラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 00:52 UTC 版)
「Twitch」の記事における「パートナーおよびアフィリエイトプログラム」の解説
2011年7月、Twitchはパートナープログラムを開始した。2015年8月までに全世界で11,000人以上のTwitchパートナーが誕生した。 YouTubeなどの動画共有サイトにおける他のパートナープログラムと同様に、Twitchのパートナープログラムに参加することで、人気のあるコンテンツ制作者(配信者)は自分の配信から得られる広告収入をTwitchと共有できる。さらに、Twitchパートナーとなった配信者のチャンネルは月額4.99米ドルで購読(サブスクリプション)することが可能になり、チャンネルの購読ユーザーはユニークな顔文字やライブチャットサービスといった様々な特典を得ることができる。4.99米ドルのチャンネル購読料のうち2.49米ドルはTwitchへ支払われ、残りの2.50米ドルは配信者に直接支払われる。例外はあるが、過去にはTwitchパートナーの条件として「平均同時視聴者数500以上」および「週3日以上の一貫した配信スケジュール」が配信者に要求されていた。しかし、「Achievements(実績)」機能が開始されてからは、同時視聴者数、配信の継続時間と頻度に関する追跡可能な目標による、明確なガイドラインとして「パートナーシップへの道("Path to Partnership")」が用意されている。 2017年4月、Twitchは小規模なチャンネルでも収益を上げることができる「アフィリエイトプログラム」を開始し、各チャンネルが複数の価格帯(ティア, Tier)の購読(サブスクリプション, Subs)を利用できるようにすることも発表した。アフィリエイトプログラムの参加者は、部分的にはパートナープログラムと同じ恩恵を得ることができる。視聴者がTwitchから直接購入するビッツ(Bits )による投げ銭を受け取ることで、配信者はチャンネルから収益を得ることができる。アフィリエイトプログラムに参加する配信者は、Twitchパートナーが使うものと同じ購読(サブスクリプション)機能を利用することができ、チャンネル購読者だけが使えるエモートを最大5個まで作れる。2019年9月、Twitchはアフィリエイトプログラムの参加者も広告収入を受け取れるようになったと発表した。 Twitchのサイト内広告は、多くのパートナー企業によって取り扱われている。2011年、TwitchはFuture USと独占契約を結んだ。2012年4月17日、TwitchはCBS Interactiveと広告販売・プロモーション・スポンサーシップに関する独占契約を結んだと発表した。2013年6月5日、CBS Interactiveの広告販売業務を引き継いだ新しい社内広告販売チーム「Twitch Media Group」の設立をTwitchが発表した。 購読者ではない一般ユーザーには、配信チャンネルやTwitch Turboにおいて、プレロール広告や配信者が手動で操作するミッドロール広告が表示される。2020年9月、Twitchは、配信者が手動操作できない自動ミッドロール広告を配信上でテストすることを発表した。
※この「パートナーおよびアフィリエイトプログラム」の解説は、「Twitch」の解説の一部です。
「パートナーおよびアフィリエイトプログラム」を含む「Twitch」の記事については、「Twitch」の概要を参照ください。
- パートナーおよびアフィリエイトプログラムのページへのリンク