バンパー・トゥ・バンパー リサイクルとは? わかりやすく解説

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バンパー・トゥ・バンパー リサイクル

交換修理などで廃棄処分される樹脂バンパーを、新車バンパー原料として利用するバンパー付着した塗膜を樹脂材(再生材)からほぼ完全に除去するマツダ独自に開発した技術によって実用化した。これまでにない99.9%もの高い塗膜除去率実現し再生材を原料含んだ部品でも新し原料だけで作ったバンパー同じように、高い強度得られる上、高品質塗装行えるようにした。
保管場所:
製作(製造)年:2005
製作者(社):マツダ株式会社 (〒730-8670 広島県安芸郡府中町新地3-1)
資料種類:
現状:量産
形式:
通称名:
技術用途:
適用車種:マツダRX-8(2005年3月生産分~) ほか
製造時期:2005
実用化:2003
設計者:
協力者:株式会社サタケ高瀬合成化学株式会社
装置構成:
表示部:
性能機能:従来機械式の塗膜除去工程の後に、穀物中の不純物除去する光学選別機技術組み合わせた。塗膜除去工程通した後の粉砕品(バンパ-を細かく粉砕したもの)を選別工程にかけ、塗膜が除去しきれてない粉砕品を光学センサーにより検知選別して取り除く。これにより、塗膜除去率従来の98.5%から99.9程度高めることを可能とした。
効果:塗膜の中には剥離しくいものもあり、これが剥離率の低下と、剥離時間要す原因となっている。選別工程で塗膜除去不十分な粉砕品を取り除けるため、塗膜除去工程にかける時間短縮でき、プロセス全体にかかる時間従来の約2/3短縮することができた。
エピソード話題性:2006年(社)プラスチック成形加工学会青木固」技術賞 受賞
特徴:
参考文献:マツダ技報23号
自動車技術会学術講演会前刷集 No.99-03
紹介:交換修理などで販売会社から回収される樹脂バンパー新車バンパー原料として再利用するためには、塗装膜を除去しなければ使えないという課題がある。
光学選別技術組み合わせた新しい塗膜除去技術の開発により、99.9%もの高い塗膜除去率実現することができ、再生材を原料含んだ部品でも新し原料だけで作ったバンパー同様の高い強度得られる上、高品質塗装可能になった。
この「バンパー・トゥ・バンパーリサイクル」は2005年3月生産分のRX-8から導入し2006年2月には新型MPVにも採用を拡げた。
その他事項:




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