バラディレーン
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「シベリア (ゲーム)」の記事における「バラディレーン」の解説
2002年4月17日、ニューヨークの弁護士ケイト・ウォーカー(Kate Walker)は、フランスの小さな町バラディレーン(Valadilène)を訪れる。この町は、かつて、からくり人形の製造を行う地元企業ボラルバーグ・マニュファクチュアリング(Voralberg Manufacturing)の躍進によりからくり人形の町として栄えたものの、多様な娯楽の台頭による需要低下で工場の閉鎖を迫られる状況となり、今ではすっかり寂れている。ケイトの目的は、アメリカの大手玩具会社ユニバーサル・トーイ・カンパニー(Universal Toy Company)による工場の買収の手続きを進めるため、工場の所有者であるアンナ・ボラルバーグ(Anna Voralberg)と契約を結ぶことであった。ところが、宿泊先のホテルの従業員から、アンナは既に死去しており現在まさに葬儀が行われているとの事実を告げられる。アンナは生涯独身で相続人がいないことを認識していたケイトは、今後の相談のため町の公証人の家に向かう。すると彼は、アンナが亡くなる2日前に彼女から手紙が届き、そこに弟のハンス(Hans Voralberg)が生きていると記されていたことを明かす。手紙によると、ハンスは年老いた公証人がまだ若い頃に死んだとされていたが、それは父による虚言であり、息子が跡を継がずにバラディレーンを出ていったことを周囲に知られたくないとの一心から行動を起こしアンナにも口止めを命じたという。そして手紙の後半には、ハンスがシベリアのどこかに住んでいるとの記述もあった。こうしてケイトは、ハンスと契約を結ぶべく彼の居場所を探すことになる。 ハンスに関する手がかりを得ようと町の工場の敷地に入ったケイトは、先程ホテルのロビーで顔を合わせていた少年モモ(Momo)と再会する。モモは生前のアンナが面倒を見ていた子供で、ケイトはモモに導かれて町はずれの洞窟に辿り着く。この洞窟は幼少期のハンスがアンナを連れて訪れていたマンモス関連の遺跡で、高所にあったマンモスの人形を取ろうと壁面を登ったハンスが転落して体を強打し心身に障害を残すことになった場所でもある。ケイトは内部にあったマンモスの人形を拾い工場へ戻る。 工場の一室で、ケイトは会話能力を有するからくり人形のオスカー(Oscar)と出会う。オスカーはハンスが設計したもので、工場の隣接駅に停車中で同じくハンスが設計したゼンマイ駆動の機関車を操縦する役割も担っているが、両脚の膝下のパーツがない未完成の状態で放置されその場を移動できずにいた。ケイトが工場内で見つけた脚を装着したことでオスカーはケイトとともに駅へ向かい、2人を乗せた機関車はバラディレーンを出発する。
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