バイエルン自由州との合邦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/14 02:10 UTC 版)
「コーブルク州立財団」の記事における「バイエルン自由州との合邦」の解説
1920年7月1日にコーブルク自由州はバイエルン自由州と合邦してその一部となったため、不動産はバイエルン自由州の州有財産となり、固定資産税が課されるようになった。州立財団はコーブルク要塞やローゼナウ城のヨーロッパ近代ガラス美術館で美術品の一般公開を行った。また、自然史コレクションはコーブルク自然史博物館で展示された。城郭や庭園などの管理については、1941年からバイエルン自由州政府の「バイエルン州城郭・庭園・湖沼管理局 (Bayerischen Verwaltung der staatlichen Schlösser, Gärten und Seen)」の一部局として担当しており、1999年からは「コーブルク城郭・庭園管理部 (Schloss- und Gartenverwaltung Coburg)」という名称でエーレンブルク城とローゼナウ城を管轄している。ザクセン=コーブルク公から引き継いだ文物の一切は州立財団の所有となっていたが、1937年には州立公文書館の管理がコーブルク州立公文書管理局に移管された。また、1973年に州立図書館の管理はバイエルン自由州の直轄となった。1972年にはローゼナウ城をバイエルン自由州に売却した一方、1954年にはザクセン=コーブルク公私設図書館から50,000冊の蔵書を引き取った。 運営基金は森林や地所からの収入が元であったため安定せず、1932年には州政府からの定額補助に切り換えられた。2005年にはバイエルン自由州から約270万ユーロの予算が配分された。
※この「バイエルン自由州との合邦」の解説は、「コーブルク州立財団」の解説の一部です。
「バイエルン自由州との合邦」を含む「コーブルク州立財団」の記事については、「コーブルク州立財団」の概要を参照ください。
- バイエルン自由州との合邦のページへのリンク