京都市体育館とは? わかりやすく解説

京都市体育館

(ハンナリーズアリーナ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/07 13:18 UTC 版)

京都市西京極総合運動公園 > 京都市体育館
  • 京都市体育館
  • かたおかアリーナ京都

施設情報
旧名称 ハンナリーズアリーナ
愛称 かたおかアリーナ京都Kataoka Arena Kyoto
正式名称 京都市体育館
用途 屋内スポーツ
収容人数 2,500人(2F席のみ)
事業主体 京都市[1]
管理運営 西京極スポーツネットワーク(指定管理者[2]
敷地面積 14,443 m2
延床面積 8,316 m2
竣工 1963年5月
所在地 615-0864
京都府京都市右京区西京極新明町1
位置 北緯34度59分43.8秒 東経135度42分54.1秒 / 北緯34.995500度 東経135.715028度 / 34.995500; 135.715028 (かたおかアリーナ京都)座標: 北緯34度59分43.8秒 東経135度42分54.1秒 / 北緯34.995500度 東経135.715028度 / 34.995500; 135.715028 (かたおかアリーナ京都)
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京都市体育館(きょうとしたいいくかん)は、京都府京都市右京区京都市西京極総合運動公園にある京都市立の体育館。施設は京都市が所有し、西京極スポーツネットワーク(ミズノ株式会社と近建ビル管理株式会社の共同事業体)が指定管理者として運営管理を行っている。

命名権導入により、2023年10月より『かたおかアリーナ京都』(かたおかアリーナきょうと、英語: Kataoka Arena Kyoto)の愛称が使用されている。

施設概要

京都市体育館の館内

京都市内初の運動公園として整備された京都市西京極総合運動公園内の施設として1963年5月に完成。設計は関西モダン建築界を牽引した建築家富家宏泰(富家設計事務所)による。

主競技場の面積は2,400m2(60m×40m)。バスケットボールテニスバレーボールバドミントン卓球柔道剣道などに使用されている。

2013年まで島津全日本室内テニス選手権大会が開催された他、B.LEAGUEに所属する京都ハンナリーズのホームアリーナとしても使用されている。

なお、2013年5月より改修工事が開始され、2014年3月に完了した[3]。この改修の際、2F席がベンチから個々のイスに変更され、収容数が2,926から2,500に変更された。

命名権

施設命名権による呼称変遷
命名権による呼称 契約企業 契約料年額(万円) 契約期間
ハンナリーズアリーナ スポーツコミュニケーションKYOTO株式会社 2,500 2011年4月1日-2021年3月31日
かたおかアリーナ京都 片岡製作所 1,700 2023年10月1日-2033年9月30日

ハンナリーズアリーナ

2011年3月、京都ハンナリーズの運営会社であるスポーツコミュニケーションKYOTO株式会社が京都市体育館の命名権を取得した。2011年4月1日から10年間(年額2,500万円、総額2億5,000万円)の契約で、「ハンナリーズアリーナ」の呼称を使用していた[4][5]

京都市内の体育施設への命名権導入は同じ京都市西京極総合運動公園内にある京都市西京極総合運動公園野球場(わかさスタジアム京都)に次いで2例目で、命名権により体育館名称にチーム名を冠する事例は日本初であった(宇都宮市体育館B.LEAGUE・リンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)のチーム名を冠した「ブレックスアリーナ宇都宮」(2009年5月に変更)の名称を用いているが、命名権では無く、宇都宮市の「施設愛称によるプロスポーツ応援事業」によるものである)[6]

かたおかアリーナ京都

2021年3月をもって契約満了となり名称は元に戻ったが[7]、それから2年以上、命名権を購入する企業が現れず、800万円値下げする方針を京都市が発表していた[8]2023年10月1日からの10年間の契約を京都市に本社を置く片岡製作所と結び「かたおかアリーナ京都」となる[9]

アクセス

公園内その他の施設

ほか

脚注

  1. ^ 京都市体育館条例
  2. ^ 公の施設の指定管理者制度
  3. ^ ハンナリーズアリーナ (京都市体育館) 改修工事について (PDF) 京都市文化市民局、2012年12月
  4. ^ 【ハンナリーズアリーナ】京都市体育館ネーミングライツに関してのお知らせ』(プレスリリース)京都ハンナリーズ、2011年3月25日。オリジナルの2011年12月30日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20111230134930/http://hannaryz.jp/information/info.aspx?nid=12462013年7月19日閲覧 
  5. ^ 京都市ネーミングライツのご案内”. 京都市公式サイト. 2013年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月19日閲覧。
  6. ^ プロスポーツチームは市民共有の財産”. 笹川スポーツ財団公式サイト. 2013年7月19日閲覧。
  7. ^ ハンナリーズアリーナ、京都市体育館へ名称戻る 命名権が3月末で終了”. 京都新聞 (2021年2月19日). 2021年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月31日閲覧。
  8. ^ 買い手2年も決まらず、京都市体育館の命名権大幅値下げ 「安売りする気はないが」”. 京都新聞 (2023年5月25日). 2023年6月5日閲覧。
  9. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2023年9月25日). “京都市体育館が10月から「かたおかアリーナ京都」へ 片岡製作所がネーミングライツ取得”. 産経ニュース. 2023年10月29日閲覧。
  10. ^ a b [1] 京都ハンナリーズ公式サイト 2017年1月28日閲覧

外部リンク





固有名詞の分類

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日本のバスケットボール競技施設 舞洲アリーナ  岡山武道館  京都市体育館  船橋市立夏見総合運動公園  墨田区総合体育館
日本のプロレス会場 秋田市立体育館  岡山武道館  京都市体育館  山形市総合スポーツセンター  高知県民体育館
Bjリーグ公式戦開催競技場 国立代々木競技場  舞洲アリーナ  京都市体育館  墨田区総合体育館  松山市総合コミュニティセンター
京都府のスポーツ施設 伏見桃山城運動公園  京都市西京極総合運動公園野球場  京都市体育館  京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場  京都府立丹波自然運動公園
日本のテニス競技施設 高岡市営前田庭球場  志摩市志摩総合スポーツ公園  京都市体育館  綾川町総合運動公園  大神子テニスセンター

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