ノースウェスト・スミス作品の登場生物
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「ノースウェスト・スミス」の記事における「ノースウェスト・スミス作品の登場生物」の解説
シャンブロウ アレンダー Alendar … 男性の姿をしているが、正体は太古から存在する黒いヘドロ状生物の一体。美を喰らう。「黒い渇望」に登場。 ファロール … 今は無数の小惑星と化した失われた惑星を支配していた古の三人の神々の一人。しかし、その亡骸さえもが塵と化して久しい。「神々の塵」に登場。 ジュリ Julhi … 廃墟となっている金星の古代都市ヴォンと重なる異次元のヴォンの町の住人。超古代の種族、一眼族の一員。非人間的な美しさを持つ。ダイヤモンド型の顔に鼻は低く鼻孔は離れていて、口はハート型、睫毛の上には眉の代わりに虹色の羽毛がありも頭部には鶏冠がある。上半身は人間に似ており、下半身は既知の生物で似ているものはおらず、全身の動きは蛇を想わせる。口から発するハミングは相手を催眠状態に陥らせる。「ジュリ」に登場。 冷たい灰色の神 The Cold Gray God … 自らを神と名乗り、人間の中に入り込んで身体を乗っ取る霧状の生命体。神としての名は読者にはとうとう明かされずに終わる。「冷たい灰色の神」に登場。 イヴァラ Yvala … 木星の月の廃墟に棲む、ギリシア神話のキルケを想わせる魔女。本人にとって理想の美女の幻を見せて引き寄せ、精神の「人間の部分」を燃やして喰らう異質な生命体で、人間の眼には炎に見える。「イヴァラ」に登場。 サグ Thag … 古代火星のイラー王が闇の世界から召喚した存在。従属種族は樹木人間たち。樹の姿をしているが植物生命体ではなく、三次元世界に出現した形がそう見えるだけで、音で人間たちを呼び寄せ、枝の先端に咲く血の色をした花で巫女の肉体を愛撫し、犠牲を殺す。「生命の樹」に登場。
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