ファロールとは? わかりやすく解説

ファロール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 04:28 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ファロール、あるいはファロル: Pharol)はC・L・ムーアSF小説に登場する架空の神性。今日ではクトゥルフ神話と呼ばれる創作群において言及され、あるいは登場する旧支配者の一柱。呼称は「暗黒のファロール(ブラック・ファロール)」。

C・L・ムーアのデビュー作であるノースウェスト・スミスシリーズ第一作『シャンブロウ』において、一部の迷信深い金星人達の原始的な信仰対象として言及し、その後もしばしば金星人たちの言葉に登場する。シリーズ第4作『神々の遺灰』においては、太陽系がまだ若かったころ、後に崩壊してアステロイドとなる惑星に配下の二神と共に三柱の神々として君臨していたことが判明している。

後に、ムーアの夫ヘンリー・カットナーが1929年の作品『ヒュドラ』の作中でファロールに言及する。後にクトゥルフ神話が体系化された際に、ファロールも邪神として取り込まれている。

眷属

太古、ファロールを頂点として太陽系に君臨していた三神のうち配下となる二神。名前さえも忘れられ、性質および姿はまったく不明。

  • セーグ (Saig)
  • ルサ (Lsa)

作品

登場作品
言及作品




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ファロール」の関連用語

ファロールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ファロールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのファロール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS