ナムチとは? わかりやすく解説

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な‐むち【×汝】

読み方:なむち

[代]代名詞「な」+「むち(貴)」から》「なんじ」に同じ。

「ああ、—軽の皇子(みこ)」〈孝徳紀〉


ナムチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/07 06:50 UTC 版)

ナムチ: नमुचि, Namuci)は、インド神話に登場するアスラである。雷神インドラの友であり、後に裏切った不倶戴天の敵。ナムチとインドラに関するまとまった神話は主にブラーフマナ以降の文献で語られるが、すでに『リグ・ヴェーダ』(VIII・14・13, X・131・4~5)に言及されており、古くから良く知られていたと考えられる[1]。しばしばヴリトラと混同される。後世のプラーナ文献の1つ『ヴァーユ・プラーナ』ではダイティヤヒラニヤカシプの娘シンヒカーヴィプラチッティの子[2]


注釈

  1. ^ 『タイッティリーヤ・ブラーフマナ』1・7・1・7 ではインドラ自身が泡を作リ、ナムチの頭を回転させて、切断する(辻直四郎『古代インドの説話 ブラーフマナ文献より』p.69。)。

脚注

  1. ^ 『デュメジル・コレクション4』p.254。
  2. ^ 菅沼晃『インド神話伝説辞典』p.244。
  3. ^ 『デュメジル・コレクション4』p.255。
  4. ^ 『デュメジル・コレクション4』p.255~256。
  5. ^ 『タイッティリーヤ・ブラーフマナ』1・7・1・7(同上)。
  6. ^ a b 上村勝彦『インド神話』p.132。


「ナムチ」の続きの解説一覧

ナムチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 07:59 UTC 版)

サンサーラ・ナーガ」の記事における「ナムチ」の解説

遥か東の果て洞窟棲む巨大な四足モンスター。このモンスター返り血竜の鱗硬くし、更なる成長促すため必要と言われている。

※この「ナムチ」の解説は、「サンサーラ・ナーガ」の解説の一部です。
「ナムチ」を含む「サンサーラ・ナーガ」の記事については、「サンサーラ・ナーガ」の概要を参照ください。

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