デジタルデバイスメーカーとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 03:40 UTC 版)
「ロジクール」の記事における「デジタルデバイスメーカーとして」の解説
1998年2月、Appleのマーケティング担当上級副社長であったゲリーノ・デ・ルーカ (Guerrino De Luca: 現・会長) を社長兼CEOに加えたことで、デザイン性を重視した製品戦略が打ち出され、以降、売上と収益の急上昇を記録することになった。同年8月、アメリカ・カリフォルニア州のConnectix Corporationのハードウェア部門を買収し、Webカメラ・会議用カメラの製造を開始、2001年にアメリカ・ワシントン州のLabtec Inc.を買収・併合し、PCスピーカーなどのオーディオ事業を拡大、2005年にLogicool Gの前身となる「Gシリーズ」を開始し、ゲーミング分野の事業を本格化した。1984年にヒューレット・パッカードとApple向けのマウスを受注して以来、NECや東芝などのパソコン製品の部品受託製造(OEM)を行ってきたが、その後のリテール販売の伸びを受けて、2015年12月にOEM事業を終了した。2008年にアルティメット・イヤーズを、2016年にジェイバードを、2017年にASTRO Gamingを それぞれ買収し、子会社化した。現在はマウスやキーボードの世界最大手であると同時に、ゲーミング、ミュージック、ビデオ会議用デバイスなど多様なデジタル製品の比重も増加している。 マウス・キーボード・PCスピーカー・ヘッドセット・Webカメラ・多機能リモコン(日本では販売せず)の、アメリカにおける市場シェアは第1位であり、ゲーミング向け周辺機器ではRazerと共に世界の2強となっている。現在、アプルは登記上の本店所在地となっており、本社はスイスのローザンヌとアメリカ・シリコンバレーのNewarkに置かれている。
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