テ4 試製単銃身旋回機関銃二型とは? わかりやすく解説

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テ4 試製単銃身旋回機関銃二型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/15 15:44 UTC 版)

八九式旋回機関銃」の記事における「テ4 試製単銃身旋回機関銃二型」の解説

テ4 試製単銃身旋回機関銃二型は、不都合があった上述八九式旋回機関銃の左銃をベース改造開発され旋回機関銃である。そのため、テ4はしばしば「八九式旋回機関銃の単装型」と誤って紹介されるが、八九式旋回機関銃テ4設計異な別の機関銃であり、八九式旋回機関銃に単装と双連があるとする説は誤りである。ただしテ4八九式~の名称が与えられ可能性はある(下記参照)。 給弾方式円盤型回転弾倉を使用し使用弾薬八九式旋回機関銃と同じ八九式普通実包(7.7×58 mmSR)。 本銃の開発時には試製銃身旋回機関銃二型」といった計画試作名称存在し、のちにはさらに小口航空機関銃意味する「テ」を冠するテ4」の試作名称付与された。一般に本銃には「○○旋回機関銃」といった制式名称はないとされるが、九九式旋回機関銃および八九式旋回機関銃(改単)と呼称する当時資料教範存在するまた、機関部に「八九式(改単)」と刻印されたものがスミソニアン博物館等に現存している。 テ41930年代後期以降従来八九式旋回機関銃替わる新型旋回機関銃として日中戦争後期・ノモンハン事件太平洋戦争大東亜戦争)における7.7 mm主力旋回機関銃として使用された。なお、ほぼ同時期にドイツラインメタル MG 15ライセンス生産品である九八式旋回機関銃開発採用されているが、これは少数生産・配備に留まっている。太平洋戦争中期には帝国陸軍主力固定機関砲である、ホ103 一式十二・七粍固定機関砲改造した新型旋回機関砲登場し九七式重爆撃機二型乙(キ21-II乙)や九九式双発軽爆撃機二型丙(キ48-II丙)では一部銃座テ4ホ103換装大戦後期投入四式重爆撃機飛龍」はホ5 二式二十粍固定機関砲旋回機関砲型)とホ103のみを搭載している。

※この「テ4 試製単銃身旋回機関銃二型」の解説は、「八九式旋回機関銃」の解説の一部です。
「テ4 試製単銃身旋回機関銃二型」を含む「八九式旋回機関銃」の記事については、「八九式旋回機関銃」の概要を参照ください。

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