テ1200形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/02 03:25 UTC 版)
「国鉄テ1000形貨車」の記事における「テ1200形」の解説
1956年(昭和31年)には、テ1000形と同じ車体で走行装置を二段リンク式とし、最高運転速度を75km/hに向上したテ1200形が、日本車輌製造、日立製作所および川崎車輛で100両(テ1200 - テ1299)製造された。テ1200形は走り装置のほか、ブレーキ装置をテ1000形のKD形からKC形に、連結器の緩衝装置を輪ばねに変更している。 1967年(昭和42年)にテ1000形も走行装置を二段リンク式に改造し、テ1200形(テ1300 - テ1349)に編入された。改番は原番号に300を加えて行われた。 テ1200形は、生石灰の輸送用として、名古屋鉄道管理局(美濃赤坂駅)などに専属配置されて全国で使用されていたが、1970年(昭和45年)度に廃車が始まり、翌1971年(昭和46年)度には139両が一挙に廃車され形式消滅した。
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