テープストレージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 07:09 UTC 版)
「クアンタム (企業)」の記事における「テープストレージ」の解説
1994年にデジタル社からデジタル・リニア・テープの製品ラインを買収して以来、クアンタムはテープドライブ、メディア、オートメーションなどのテープストレージ製品を販売してきた。2007年、クアンタムはDLTラインの開発を中止し、2005年にCertance社を買収して販売を開始したLTOを採用した。 2012年、クアンタムはScalar LTFS(Linear Tape File System)アプライアンスを発表し、LTOテープ上のアーカイブされたコンテンツのポータビリティとユーザー・アクセシビリティの新しいモードを提供した。 2016年、クアンタムはScalar LTOテープライブラリファミリーを刷新し、リッチメディアアーカイブ用のアプライアンスを追加した。この3つの新しいシステムは、大規模な非構造化データを扱うことを目的としたQuantum Scalar Storage Platformの一部である。Scalar i3とi6は、LTO-6とLTO-7テープに対応している。Quantum Scalar i3は、中小企業や部署単位の構成を想定して設計されており、12Uのラックスペースで最大3PBまで拡張可能。 Quantum Scalar i6は、小企業向けのミッドレンジライブラリで、48Uラック1台で最大12PBまでの拡張が可能。 アーカイブアプライアンス「StorNext AEL6」は、Quantum Scalar i6ライブラリとクアンタムのデータ管理ソフトウェア「StorNext」を組み合わせたアーカイブストレージである。自己修復型の自動移行機能を備え、リッチメディアのユースケースをターゲットにしている。
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