テープの仕様による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 02:20 UTC 版)
「テーピング」の記事における「テープの仕様による分類」の解説
固定テープ(W) ここに挙げた基本的な6種類のテープのうちで唯一の非伸縮テープである。運動持久力を助け、関節を固定・圧迫し、捻挫を防止する。コーチ、アスレチック、ホワイトテープなどの種類がある。白色の素材を使っているためWテープともいう。 伸縮テープ(E) 厚地の素材で強度に優れている。テープの中心にラインのついているものは正確にテーピングを行いやすい。怪我の予防、関節部位の固定・圧迫を目的とする。エラスチコン、シャーライトプロ、ゾナスなどの種類がある。エラスティックタイプテープともいう。 ソフト伸縮テープ(SE) 柔らかい素材でできている。応急処置や関節部位の軽度の固定・圧迫の仕上げとして、また単独でも使われる。ティアライト、キンドマックスSEなどの種類がある。 アンダーラップ(U) 粘着力がないため、粘着剤が直接皮膚に触れることがない。自着テープを当てに用いることが多い。 自着テープ(F) 面ファスナーのようにテープ自体が貼り合わされる素材構造をもち、繰り返して使用できる。皮膚に直接貼りつかず、外す際の不快感・痛みがない。着衣の上からも巻くことができる。幅2.5cmのものは指用で、幅5.0cm、7.5cmのものは全身の各部位、アイシングの固定を目的とする。 キネシオテープ(K) アクリル系粘着剤を用いた伸縮性のあるテープ。筋肉と同程度に伸びるとされている。
※この「テープの仕様による分類」の解説は、「テーピング」の解説の一部です。
「テープの仕様による分類」を含む「テーピング」の記事については、「テーピング」の概要を参照ください。
- テープの仕様による分類のページへのリンク