テンキー式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/03 03:45 UTC 版)
デッドボルトの固定・解除を電子錠で制御する。暗証番号を入力すると開錠するようになっている。大部分の製品では暗証番号を変えられる。あまり頻繁に番号を変えると覚えにくい。 一部の製品では電池ボックスが扉の内側・電子ロックの裏面部分にあるため(窃盗者によるシステム破壊を防ぐ理由もある)、施錠した状態で電池が切れた場合はメーカーのサービススタッフを呼ばないと開錠できない。2003年3月、秋田県立雄物川高等学校で、入学試験問題を保管している金庫の電池が切れたために試験問題を取り出せなくなり、とうとうロックスミスが呼ばれて扉に穴を開ける事態に発展、試験開始が20分遅れるというトラブルがあった(この場合、ピッキング技術は全く役に立たない)。 長く使っていると、よく押す数字のボタンに指の跡が付いたり刻印が磨り減ったりして、暗証番号を推測されてしまう場合もある(この対策として、ボタンが透明で数字配列も準備操作の度に変わり、一定させない機能がついた製品も登場している)。
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