テンキョンワンボ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/18 08:40 UTC 版)
テンキョンワンボ(Karma bstan skyong dbang po, 1606 - 1642, 位 1621 - 1642)はプンツォーナムギャルの子で、父の後を継いだ。この時代になると、モンゴルが分裂した。テンキョンワンボはチョクトゥ・ハン(英語版)と、ゲルク派はグシ・ハンと同盟した。モンゴルの抗争はグシ・ハンが勝利を収めた。次にテンキョンワンボはボン教徒であったベリの王、トンユ(Don yod)と同盟したが、ベリ王もグシ・ハンに破れ、グシ・ハンはツァントェ王家の首都シガツェにも攻め込んだ。一年間の籠城戦の末、1642年に本拠シガツェが陥落して滅亡した。
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