ティターンTV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 07:39 UTC 版)
ブリなんとかさん 声 - 松田颯水 #.01「Episode 1-1」で初登場。各話の冒頭に登場する、ティターンTVの新人リポーター兼 自称アイドル。報道畑からバラエティを経て女優への2段変身をねらっている。仕事の時はよくツインドリルのカメラマン(声 - 大森日雅)と長髪のマイク担当(声 - 三咲麻里)と共に行動しており、彼女たちからは「先輩」と呼ばれている。ツィマッド社製のビデオカメラ(型式MSM-03)を愛用する。 福音と同時期にセナンクル島を訪れ、ブエルをめぐる様々な事件に関わっていくことになる。功名心が強く、スクープや名声を求めて吶喊(とっかん)するが、一言多い性格と空気を読まない行動、運の悪さなどから毎回事故や災害に巻き込まれるパターンがお約束になっており、生死の境をさまようほどの重体となることもあるが、いずれの場合も生還を果たしている。一方で非常に仲間想いであり、潜入先の地下施設で出会ったゲルツェコマと心を通わせ、岩盤の崩落に巻き込まれそうになったゲルコマを身体を張って助けたことで、彼らに「姐さん」と呼ばれるほど慕われるようになった。福音が「パンドーラ・デバイス」を使用する場面を偶然目撃し、スクープになると踏んで福音たちを追いかけている。 その類いまれな好奇心と、文字通り命がけのレポートのおかげで、事件の核心に福音や拓美、ポセイドン以上に近付いているとされる。当初はブリなんとかさんを「ただの通行人A」としか認識していなかったウザルにも、「予測不可能な可能性の揺らぎ」と絶賛され、「いずれ歴史に残るリポーターになるだろう」とまで言われている。 プロセルピナ・クラフトキエル(Proserpina) 声 - 津田美波 #.13「Episode 5」で初登場。ティターンTVの新人女性レポーター。素直な裏表のない性格で、仕事を真面目に一生懸命こなす様子は他のスタッフにも好印象を持たれている。テレビ番組『セナンクル・ワイド』のワンコーナー「プロセルピナのセナンクルリポート」を任されたり、「いけてる新人レポーター総選挙」でベスト新人レポーター賞を受賞したりと着実にキャリアを累積している。 ロケでブエルによる被災者のためのチャリティーイベントを取材していたところ、ロケを見学していた福音たちと出会い、親しくなる。とある事件でロバートに助けられてから、彼に好意を抱くようになり、自宅まで赴いて礼をしようとするなど、不器用かつ積極的にアプローチを仕掛けており、第12巻の時点では交際している。 弟のリベルと妹のフローラがいる(全員血の繋がりは無く、それぞれが養父イシャイヤに引き取られた戦災孤児)。
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