ティターンズ投降後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 03:04 UTC 版)
「レコア・ロンド」の記事における「ティターンズ投降後」の解説
シロッコとの出会いにより女性としての充足を得るが、一方で自分を利用しようとする彼の本質も見抜く。それは自身の危険を好む性質を呼び覚まし、みずからシロッコ直属の手駒となり、ティターンズ軍人(階級は少尉)として参戦することとなる。アーガマのクルーには戦死したと誤認されているが、のちに敵同士として再会することとなり、カミーユやファに暗い影を落とす。 投降したティターンズでも最初はスパイと見なされ、戦艦アレキサンドリアの艦長ガディから疑いの目を向けられる。クワトロが百式のメガ・バズーカ・ランチャーで同艦を狙っていることを感じ取り、ガディに同艦の退避を進言、その直撃を回避させるなどの行動で自分がスパイでないことを証明しようとする。しかし、その後もバスク・オムのいるドゴス・ギアに配属された際にはティターンズへの忠誠心を試され、不本意ながらサイド2のスペースコロニー・21バンチに毒ガスを注入し、コロニー住民を皆殺しにする作戦の指揮を執る。なおこのとき、作戦が失敗してもその指揮を執ったことで忠誠を誓ったことが立証できるという理由から、エゥーゴのアーガマ隊が来てこの作戦を阻止してくれることを期待するが、同隊の到着が遅かったためにやむなく毒ガス注入をおこない作戦を完遂する。こうしてティターンズへと転向するものの、アーガマのクルーを完全に敵視できず、カミーユとの交戦の際にはグリプス2のコロニーレーザー完成を彼に教え、アーガマを撤退させるよう忠告したり、ファの搭乗するメタスをかばって味方のバーザムを撃墜したり、ヤザンの操縦するハンブラビの海ヘビに拘束されたカミーユのΖガンダムにとどめを刺そうとする際には若干躊躇している。また、無意識のうちにシロッコよりカツ・コバヤシをかばい、その態度をカミーユに「レコアさんは勝手だよ」と批判される。 物語終盤においてエマと対決するが敗れ、戦死。劇場版では、最期に「男達って、戦いばかりで、女を道具にしか使えないんだから」との台詞を残す。その後、シロッコとの最終決戦に臨むカミーユに力を貸す魂のひとつとして登場する。
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