チャータード銀行とは? わかりやすく解説

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チャータード銀行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 09:29 UTC 版)

スタンダードチャータード銀行」の記事における「チャータード銀行」の解説

チャータード銀行は1853年ビクトリア女王からのジェームズ・ウィルソンへの特許状交付に基づき設立1858年最初支店カルカッタボンベイ開設したのに引き続き上海にも進出翌年には香港支店シンガポール出張所開設1862年以降は、香港での紙幣発行銀行となる。1860年代から1900年代にかけてアジア全土支店網広げる中、1880年横浜出張所開設1900年代初頭には、ニューヨークで営業許可得た最初外国銀行となる。1957年イースタン銀行買収しイエメンバーレーンレバノンキプロスカタールアラブ首長国連邦へも支店網広げた神戸市旧外国人居留地にあるチャータードビル(旧チャータード銀行神戸支店)は近代建築として著名である。 当行英語名称は"The Chartered Bank of India, Australia and China"が正式な行名であり、香港発行していた紙幣にも当初同じ名称が記されていたが、1950年代以降意匠変更され紙幣からは、"The Chartered Bank"の略称で表記されるようになったまた、この香港発行紙幣では、中国語名称として当初印度新金山中國匯理銀行」と記されていたが、1910年代以降意匠変更され紙幣からは「印度新金山中國渣打銀行」と変わり英語名称で"The Chartered Bank"の略称が使用されるようになってからは、中国語名称も「渣打銀行」の略称で表記されるようになっている一方第二次世界大戦前中国では、イギリス租界があった上海天津漢口でも紙幣発行しており、券面英語名称香港同様に"The Chartered Bank of India, Australia and China"と記されていたが、中国語名称は地域により表記異なり天津発行していた紙幣には「印度新金山中國麥加利銀行」、上海漢口発行していた紙幣には「印度新金山中國匯理銀行と共に「麥加利銀行」と併記されていた。この「麥加利銀行」の名称は、チャータード銀行の中国語名として、第二次世界大戦前中国では広く通用してた行名であるが、これは上海支店初代支配人ジョン・マッケラーJohn Mackellarの漢訳名を由来とするものであった

※この「チャータード銀行」の解説は、「スタンダードチャータード銀行」の解説の一部です。
「チャータード銀行」を含む「スタンダードチャータード銀行」の記事については、「スタンダードチャータード銀行」の概要を参照ください。

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