チェリーフルーレット【チェリーフルーレット】(草花類)
登録番号 | 第14219号 | |
登録年月日 | 2006年 3月 24日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | チェリーフルーレット よみ:チェリーフルーレット | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | P.コーイ&ゾーネン社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1432GP アールスメール ホーンウェッヒ 132 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | フランシスカス ヤコブス ヨセフ ファン デル ヘルム | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「フルーレット」の枝変わりであり、花は明紫赤色の盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数がやや少、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈は極高、節数はやや多である。茎の長径はやや細、硬さは剛、折れの難易は難、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はやや少、側枝の着生位置は主に中部、節間長はやや長、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は楕円形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、花色は明紫赤(JHS カラーチャート9706)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さはかなり浅、数は極少、花弁の長さは中、幅はやや狭、数は中、やくの色は無、ほう葉の形はⅡ型、数は4枚、長さは中、がくの形は鐘形、がく筒の色は緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数はやや少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは中である。開花習性は四季咲き、早晩性は晩生である。「ラヴィアンローズ」と比較して、1茎の側芽及び側枝数が少ないこと、やくの色が無いこと等で、「ブレッチ」と比較して、葉巻き程度が弱いこと、つぼみの形が楕円形であること、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、2001年に出願者の温室(オランダ王国)において、「フルーレット」の枝変わりを発見し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2002年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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