ダーレクの内戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/30 15:36 UTC 版)
5代目ドクターの物語 Resurrection of the Daleks で、人間の傭兵とダーレクの複製体に助力を受けたダーレクの小隊により、ダヴロスは宇宙ステーションの監獄から解放された。ダーレクはモヴェランが開発したウイルスに対する特効薬の開発をダヴロスに要求したが、ダーレクを裏切者だと考えたダヴロスは最終的にウイルスを解放し、ダーレクに抹殺される前に彼らをウイルスで皆殺しにした。彼はダーレクを改良した新たな種族を生み出そうと画策したが、彼自身脱出を果たす前にウイルスに屈したらしく、ウイルスの影響を受けたことから彼の生理学的特徴がダーレクのものに近いことが窺えた。 6代目ドクターの物語 Revelation of the Daleks では、ダヴロスは惑星ネクロスの極低温保存および埋葬施設トランキル・リポーズに重病患者として隠れていた。ここでダブロスは自らの頭部のクローンを作って囮とし、その間に自らの肉体を改造して電撃の発射と浮遊を可能にした。さらに彼は冷凍された肉体を使って自らに忠誠を誓う白いダーレクを開発したが、オリジナルのダーレクに囚われてスカロへ拉致され、戦闘に突入した。 ダヴロスは皇帝ダーレクとして Remembrance of the Daleks に登場し、インペリアルダーレクと呼ばれるスカロを占拠した白と金色のダーレクを統率し、灰色のレネゲードダーレクと戦った。この時までにダヴロスはカスタマイズされたダーレク仕様の外殻に移っており、登場は最後のエピソードで皇帝の正体として明かされたのみであった。7代目ドクターはタイムロードの技術「オメガの手」を使ってスカロの恒星を超新星へ変え、インペリアルダーレクの母船とスカロを消滅させたが、皇帝の脱出ポッドが船の崩壊の寸前に白い閃光とともに飛び出したことをダヴロスの船のブリッジにいたダーレクが報告しており、ダヴロス再登場のための布石が残された。
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