タサ3800形
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「国鉄タサ4000形貨車」の記事における「タサ3800形」の解説
タサ3800形は前述のように1963年(昭和38年)2月4日に2両(タサ4003 - タサ4004)の専用種別変更(液化塩化ビニル→メタノール)が行われ、形式名は新形式であるタサ3800形(タサ3800 - タサ3801)とされた。 本形式の他にメタノールを専用種別とする形式には、タ2900形(39両)、タ3500形(9両)、タム3400形(1両)、タム3450形(1両)、タム3700形(74両)、タム23700形(1両)、タキ5200形(109両)、タキ7950形(25両)の8形式があった。 所有者は種車同様信越化学工業である。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「燃31」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合2(中))が標記された。 車体色は黒、寸法関係は全長は11,600mm、全幅は2,330mm、全高は3,685mm、台車間中心距離は7,500mm、実容積は22.5m3、自重は16.5t、換算両数は積車3.5、空車1.8であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Bである。 1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には2両とも車籍がJR貨物に継承されたが、1990年(平成2年)4月に廃車となり同時に形式消滅となった。
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