タサ4600形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/17 18:58 UTC 版)
「国鉄タキ300形貨車」の記事における「タサ4600形」の解説
1959年(昭和34年)9月14日に1両(コタキ4375)の専用種別変更(濃硫酸→アクリルニトリル)が行われ、形式名は新形式であるタサ4600形(コタサ4600)とされた。翌年2月13日に、1両(コタキ4376)の追加改造工事が行われ、合計2両がタサ4600形(コタサ4600・コタサ4601)として落成した。記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタサ」と標記する。 本形式の他にアクリルニトリルを専用種別とする形式は、タ3800形(2両)、タム6900形(7両)、タキ6900形(45両)の3形式があった。 所有者は日東化学工業のみであり、その常備駅は東海道本線貨物支線(通称、高島線)の新興駅であった。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「燃毒36」(燃焼性の物質、毒性の物質、引火性液体、酸化性または反対性のあるもの)が標記された。 1986年(昭和61年)10月31日に2両そろって廃車となり同時に形式消滅となった。
※この「タサ4600形」の解説は、「国鉄タキ300形貨車」の解説の一部です。
「タサ4600形」を含む「国鉄タキ300形貨車」の記事については、「国鉄タキ300形貨車」の概要を参照ください。
- タサ4600形のページへのリンク