タキ16700形とは? わかりやすく解説

タキ16700形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/04 09:38 UTC 版)

国鉄タキ16700形貨車」の記事における「タキ16700形」の解説

タキ16700形は、グリオキザール専用の35t 積タンク車として1969年昭和44年12月10日に1両(コタキ16700)が三菱重工業にて製作された。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 本形式の他にグリオキザール専用種別とする形式には、タキ8250形後述)の1形式のみが存在した所有者は、ダイセルでありその常備駅は信越本線新井駅であった1980年昭和55年1月ダイセル化学工業名義変更された。 タンク体はステンレス鋼製で厚さ50mmのグラスウール断熱材巻き薄鋼板製のキセ外板)が設置された。 荷役方式タンク上部にある液出入れ管からの上入れ上出し式である。荷降ろしの際には加圧空気併用した。両管はS字管を装備した車体色黒色寸法関係は全長10,900mm、全幅は2,548mm、全高は3,759mm、台車中心間距離は6,800mm、実容積は27.3m3、自重は16.6t、換算両数は積車5.0空車1.6であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。 1987年昭和62年4月国鉄分割民営化時には車籍がJR貨物継承されたが、1990年平成2年4月廃車となり同時に形式消滅となった

※この「タキ16700形」の解説は、「国鉄タキ16700形貨車」の解説の一部です。
「タキ16700形」を含む「国鉄タキ16700形貨車」の記事については、「国鉄タキ16700形貨車」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「タキ16700形」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


このページでは「ウィキペディア小見出し辞書」からタキ16700形を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からタキ16700形を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からタキ16700形を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「タキ16700形」の関連用語

タキ16700形のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



タキ16700形のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの国鉄タキ16700形貨車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS