タキ13600形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/30 21:20 UTC 版)
「国鉄タキ18100形貨車」の記事における「タキ13600形」の解説
タキ13600形は、PPG専用の35t 積タンク車として1968年11月4日に1両(コタキ13600)が日本車輌製造にて製作された。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 所有者は、日本石油輸送でありその常備駅は東海道本線貨物支線(通称高島線)の東高島駅であった。 1979年10月に制定された化成品分類番号では、93(有害性物質、可燃性のもの)が標記された。 直円筒形のステンレス鋼製のタンク体に、厚さ150mmのグラスウール断熱材を巻き、薄鋼板製のキセ(外板)が設置された。 荷役方式はタンク上部にある液入れ管からの上入れ、タンク下部にある吐出管からの下出し式である。 車体色は黒色、寸法関係は全長は11,400mm、全幅は2,500mm、全高は3,835mm、台車中心間距離は7,600mm、実容積は30.0m3、自重は16.7t、換算両数は積車4.5、空車1.6であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。 1987年4月の国鉄分割民営化時には車籍がJR貨物に継承されたが、1999年(平成11年)8月に廃車となり同時に形式消滅となった。
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