ソフトウェア音源の普及とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ソフトウェア音源の普及の意味・解説 

ソフトウェア音源の普及 (1990年代-)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 07:26 UTC 版)

シンセサイザー」の記事における「ソフトウェア音源の普及 (1990年代-)」の解説

詳細は「ソフトウェア・シンセサイザー」を参照 ソフトウェア音源前述のように1957年MUSIC始まりその後システム上で研究開発続けられ1970年代末デジタル音楽ワークステーションの形でポピュラー音楽製作現場入り込んだ1980年代末から1990年代初頭にはDSP搭載研究用ワークステーション(IRCAMカード搭載したNeXT,SGI Indigo等)やDAWシステム(digidesign製品等)で進化続けた。そして1990年代前半一般パソコン上のソフトウェア音源利用一般化し始めた1990年代半ばにはDTM音源(Reality, VSC, Timidi)や各種シミュレーション音源(Rubberduck, ReBirthJuno)が実用され、またDAWプラグイン規格(VST規格, Direct Music(DXi)等)も登場した。 そして2000年代以降高性能化したパーソナルコンピュータ上でDAW環境安価に安定して利用可能になると、それまであまりコンピュータに手を出さなかった平均的な音楽製作現場でも、DAW上で動作するソフトウェア楽器徐々に使用するようになった。なおソフトウェア・シンセサイザーとは、基本的にこれまでの各方式シンセサイザーコンピュータ上に再現したもので、新し音源方式ではない。ソフトウェア・シンセサイザーではコンピュータ演算能力記憶容量利用し利便性の面が拡張されている事が多く使い勝手の向上をもたらしている。 現在ではコンピュータ上に多く音源方式シミュレートされ、手軽に多くタイプ音源方式ふれられる事から、一時下火となっていたアナログシンセのような、音を合成して音色作成するような音作りにも目が向けられるようになっている演奏では、小室哲哉浅倉大介多用している。

※この「ソフトウェア音源の普及 (1990年代-)」の解説は、「シンセサイザー」の解説の一部です。
「ソフトウェア音源の普及 (1990年代-)」を含む「シンセサイザー」の記事については、「シンセサイザー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ソフトウェア音源の普及」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ソフトウェア音源の普及」の関連用語

ソフトウェア音源の普及のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ソフトウェア音源の普及のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのシンセサイザー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS