ソフトウェア関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 18:46 UTC 版)
OSの基本部分のみのものや、評価版(一種の体験版)などがある。 OSのような総合的な機能を提供するソフトウェア製品でもカーネルとその周辺に位置する最小構成のAPIなど基本部分のみのものは、デバイスドライバ(ドライバ)などOSに連携してハードウェアとの仲介をするソフトウェア群の作成を促すためのものであり、新しいOSが既存のハードウェアに対処できるよう、ドライバ作成のため、メーカーに出荷するものである。また、アプリケーションソフトウェア開発においても評価版で互換性をチェックするなどの作業が行なわれる。 評価版は先のドライバ類を組み合わせ、コンピュータメーカーで評価するものと、さらにOSの基本セットとして評価版ドライバの提供も合わせて一般ユーザー側で評価するものに分けられる。一般ユーザー向けの公開テスト版は、ベータ版とも呼ばれることがある。前述のアプリケーションソフトウェア開発側で行なわれる互換性のチェックも、このベータ版で行なわれることもあるが、この際に不具合の調査は利用者側にウェイトがあり、そうやって調査された不具合がOS開発側にフィードバックされる。
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