ソウル新羅ホテル
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ホテル新羅は1979年3月8日、 朝鮮時代の南小営の跡地にソウル新羅ホテルを全面開業した。ソウル特別市中区東湖路に位置し、地上23階、地下3階のホテル棟と迎賓館(朴正煕政権時代の国家迎賓館)、新羅免税店、駐車タワーなどから構成されている。館内にフレンチや日本食など飲食施設が7つ、宴会場が7つ、客室数は464室である。その他、フィットネスクラブ、室内外プール、スパ、サウナ、アーケードが用意されている。またオープン以降、1988年のソウルオリンピック、第109回IOCソウル総会(1999年6月)、南北高官高級会談(2000年8月)、2002年FIFA日韓ワールドカップなど大きな行事では公式ホテルに指定されている。また世界各国の政治家や企業家、金融家、経済人を初め芸能界やスポーツ選手のVIP御用達のホテルとなっている。 ソウル新羅ホテルは、日本のホテルオークラが運営するホテルグループ、「オークラ ホテルズ&リゾーツ」のメンバーである。 2013年1月10日から同年7月31日まで改装工事のため休業。同年8月1日に再オープンした。改装は世界的デザイナーのピーター・レメディオスが担当。インテリアは木や石など、自然にやさしい素材を使用し、自然光を最大限に活用した。ソウル新羅ホテルがガーナギャラリーと一緒に造成した1万2千坪の野外彫刻公園には、国内外で作品活動を広げている40人の現代作家の彫刻作品70点余りが展示されている。 ホテル内最高級朝鮮料理店「ラヨン」は韓国初のミシュラン2016~18年ソウル版で、3年連続して三ツ星を獲得した。 2019年フォーブストラベルガイドのホテル部門で、ソウル新羅ホテルが韓国初で唯一の5つ星ホテルを獲得した。
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