泉郷神通力【ｾﾝｷｮｳｼﾞﾝﾂｳﾘｷ】（草花類）
| ※登録写真はありません | 登録番号 | 第4851号 |
| 登録年月日 | 1996年 1月 19日 | |
| 農林水産植物の種類 | きく | |
| 登録品種の名称及びその読み | 泉郷神通力 よみ：ｾﾝｷｮｳｼﾞﾝﾂｳﾘｷ | |
| 品種登録の有効期限 | 15 年 | |
| 育成者権の消滅日 | 2000年 1月 20日 | |
| 品種登録者の名称 | 株式会社国華園 | |
| 品種登録者の住所 | 大阪府和泉市善正町１０番地 | |
| 登録品種の育成をした者の氏名 | 岸脇淳介 | |
| 登録品種の植物体の特性の概要 | ||
| この品種は，出願者所有の育成系統に「国華雪橋」を交配して育成されたものであり，花は黄白色の細管で観賞用三本仕立ての鉢植え向きのかなり大輪花である。 草型は直立性，草性は高性，開花時の草丈は高である。茎の太さは8.0mm以上，色は褐，強さは強，稜の程度は中，稲妻型屈曲は有，節間長は10～19mmである。葉身長は100～124mm，葉幅は75～99mm，基部の形は平，先端部分の形は尖，一次欠刻は0.70～0.89，二次欠刻の程度は中，葉裂片縁部の重なりは平行する，光沢は低，厚さは中，硬さはやや硬，葉全体の角度は垂れる，葉身の巻き方はやや下巻き，凹凸は弱である。たく葉の有無は全体的にある，分布状態は主に両側，形は２深裂する，大きさは小である。つぼみの形は平，花の大きさは200～249mm，舌状花の重ねは５列以上で露心しない，舌状花数は600以上，管状花数は100～199である。花弁の形は管弁２（先玉のある管弁），先端の形は尖る，外花弁の反り方は平，内花弁の反り方は内曲，花弁の長さは110mm以上，幅は2.0mm未満，外花弁の表面の色は淡緑黄（JHS カラーチャート 2903），裏面は黄白（同2902），色の分布は均一，花の中心部の色は外弁と異なり淡黄色である。総ほう部から花頂部までの高さは60～79mm，花首の長さは40～59mm，太さは5.0～5.9mmである。季咲の開花期は秋で，育成地（大阪府和泉市）における自然開花は１１月上旬である。 「国華山川」と比較して，茎の色が褐であること，葉身長が短いこと，葉全体の角度が垂れること，花の中心部の色が外弁と異なり淡黄色であること，花首の長さが短いこと等で区別性が認められる。 | ||
| 登録品種の育成の経過の概要 | ||
| この品種は，昭和58年に出願者所有の系統「お 74 （白花・間管）」に「国華雪橋（白色・細管）」を交配して得られた実生から選抜，育成されたものであり，以後，繁殖を行いながら露地及び鉢植え栽培で特性の調査を続け，平成３年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 | ||
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