セレーネ計画
名称:月周回衛星計画(セレーネ計画)
小分類:月探査
開発機関・会社:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
運用機関・会社:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
打ち上げ年月日:2007年度(予定)
打ち上げ国名・機関:日本/宇宙航空研究開発機構(JAXA)
打ち上げロケット:H-IIA
打ち上げ場所:種子島宇宙センター (TNSC)
月周回衛星計画は日本で2007年度に打ち上げが予定されている月探査計画です。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が進められているもので、セレーネ計画と呼ばれています。
この計画の主要な目的は、月の起源と進化の解明のためのデータの取得など、月探査に必要な技術開発をおこなうことです。セレーネは、高度100kmの極周回円軌道を周回する主衛星(オービター)と2機の子衛星(リレー衛星・VRAD衛星)で構成されています。15種類のミッション機器が搭載され、月全体にわたって元素分布や鉱物分布、地形や表層付近の地下構造、磁場やプラズマなどの環境を調べます。またリレー衛星に搭載された中継器は、地上局と主衛星との間の測距信号を中継し、世界で初めて月の裏側の重力場を計測します。さらにリレー衛星とVRAD衛星に搭載された相対VLBI用電波源で、月全体の重力場を精密に計測します。このほか、高精細映像取得システム(ハイビジョンカメラ)で「地球の出」を撮影する予定です。
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