セルチタン【セルチタン】(観賞樹)
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登録番号 | 第4761号 |
登録年月日 | 1995年 9月 14日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | セルチタン よみ:セルチタン |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 1998年 9月 15日 | |
品種登録者の名称 | テラ ニグラ社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1424 PA デ クワケル イエペンラーン 48 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | P.E.ブーレージ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「エルビラ」に「ドクトルA.J.ベルハーゲ」を交配して育成されたものであり,花房の形は単花咲,花色が明橙赤,半剣弁,整形咲,微香の中輪花となる切花向きの品種である。 樹形及び株立は普通,樹高は中である。開花枝の太さは中,新梢の色は青銅,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さは中,基部の幅は普通,色は青銅,数は幹の部分及び花枝の基部は中,花枝の中央部は少,花首はほとんど無である。小葉の数は5枚以下,本葉の長さ及び幅は普通である。展開直後の若葉の色は青銅,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は単花咲,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲,花の大きさは中輪,高さは中位,花弁表側の色は明橙赤(JHS カラーチャート0705),裏側の色は鮮ピンク(同0404)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は35~39枚である。花の香りは微香,開花時期は普通である。 「ソニア」と比較して,花色が明橙赤であること,花弁数が多いこと等で,「マリーナ」と比較して,展開直後の若葉及び成熟葉の光沢が弱いこと,花色が明橙赤であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の温室(オランダ王国)において,1985年に「エルビラ」に「ドクトルA.J.ベルハーゲ」を交配し,その実生の中から選抜し,これを増殖して試作し,諸特性が安定していることを確認して1989年に育成を完了したものである。 |
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