セイタンゴ【セイタンゴ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10516号 |
登録年月日 | 2002年 9月 4日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイタンゴ よみ:セイタンゴ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「レサン」に丁字咲系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は赤紫色の小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さは細、色は緑、強さは弱、中空の程度は小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は多、節間長はやや長である。葉身長、葉幅、葉の縦横比及び葉柄の長さは中、葉の先端部分の形は鈍円、一次欠刻はやや深、表面の色はやや濃、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さは薄、硬さはやや硬、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず及び2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさは小、厚みは低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数は極少である。管状花部の直径及び管状花数は中、分布は集中、長さは大である。花弁の形はさじ弁及び丁字状花弁、先端の形は尖る、花弁の長さはやや小、幅は狭、外花弁の表面の色は赤紫(JHS カラーチャート9508)、裏面の色は穏紫ピンク(同9511)、舌状花表面の色の分布状態は底部白色又は淡色、外花弁の角度は上向き、花の中心部の色は外弁と異なり黄緑色、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさはかなり小、総ほうの大きさは小、花首の太さはやや細、長さはやや長、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「ローパー」と比較して、葉の先端部分の形が鈍円であること、外花弁の表面の色が赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「レサン」に丁字咲系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- セイタンゴのページへのリンク