セイソーサ【セイソーサ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11162号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイソーサ よみ:セイソーサ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「サマーローズ」に赤黄複色咲スプレイ系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は濃橙赤色に鮮黄色の爪斑が入るやや小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは中、色は赤紫、強さ、中空の程度、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はやや長である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比は中、葉柄の長さはかなり短、一次欠刻はかなり深、表面の色は濃、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さは薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円筒形、花の大きさはやや小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少である。管状花部の直径はやや小、管状花数はやや多、分布は集中、長さは小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さはかなり小、幅は狭、外花弁の表面の色は濃橙赤(JHS カラーチャート0714)に鮮黄(同2507)の爪斑が入る、裏面の色は赤茶(同0715)に明緑黄(同2705)の爪斑が入る、舌状花表面の色の分布状態は爪斑、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄緑、花たくの形は平らな円錐状、大きさはかなり小、総ほうの大きさは小、花首の太さはかなり細、長さはやや短、生態分類型は夏ギク、開花の早晩性は晩である。「セイアッシュ」と比較して、茎の色が赤紫であること、外花弁表面の色が濃橙赤に鮮黄の爪斑が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「サマーローズ」に赤黄複色咲スプレイ系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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