セイナータス【セイナータス】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10792号 |
登録年月日 | 2002年 11月 14日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイナータス よみ:セイナータス |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に出願者所有の桃色さじ弁丁字咲系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は赤紫色のやや小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さはやや細、色は緑、強さ、中空の程度、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長は長である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは長、基部の形は平、一次欠刻はやや深、葉の表面の色、裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は3~4深裂以上、大きさは大、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさはやや小、厚みは低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数は少、管状花部の直径はやや大、管状花数はやや多、分布は集中、長さはかなり大である。花弁の形はさじ弁及び丁字状花弁、先端の形は尖る、花弁の長さはやや小、幅はかなり狭、外花弁の表面の色は赤紫(JHS カラーチャート9508)、裏面の色は穏紫ピンク(同9212)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心部の色は外弁と異なり橙色、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさはかなり小、総ほうの大きさは小、花首の太さはかなり細、長さは中、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「セイタンゴ」と比較して、たく葉の形が3~4深裂以上であること、花の中心部の色が外弁と異なり橙色であること等で、「レジルバ」と比較して、花弁の形がさじ弁及び丁字状花弁であること、外花弁の表面の色が赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、出願者所有の育成系統に出願者所有の桃色さじ弁丁字咲系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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