精興雪国【セイコウユキグニ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10414号 |
登録年月日 | 2002年 7月 10日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精興雪国 よみ:セイコウユキグニ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 7月 12日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「精山の鶴」に出願者所有の白色八重咲系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は黄白色の大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さはやや細、色は緑、強さはやや強、中空の程度は極小、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は多、わき芽の複数性は無、側らいの発生位置は正常、節間長はやや短である。葉身長はやや長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、一次欠刻はやや深、葉の表面の色は中、裏面の色はやや淡、毛じの多少はやや多、光沢度は中、厚さはやや厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさはやや小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多、管状花数はかなり少、分布は集中、長さはかなり小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅は中、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2501)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさは中、総ほうの大きさはやや大、花首の太さはやや太、長さは極短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「精興の城」と比較して、側らいの発生が多いこと、花の中心部の色が外弁と同色であること等で、「寒精雪」と比較して、側らいの発生が多いこと、葉の一次欠刻が深いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に出願者の温室(広島県芦品郡新市町)において、「精山の鶴」に出願者所有の白色八重咲系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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