スポーツカブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 06:28 UTC 版)
スポーツカブC110 1960年(昭和35年)10月発売。C100のエンジンに、ハイカムシャフト・圧縮比9.5・ハイコンプピストン・大型アルミ製シリンダーヘッド・サイドドラフトキャブレターならびにロングインテークマニホールド・オイルライン変更などのチューンを施工して最高出力4.3 → 5 PS / 9,500 rpm・最大トルク0.33 → 0.39 kgf·m / 8,000 rpmへアップさせた上で、新設計のフレーム・バーハンドル・マニュアルクラッチ・ギア比を見直した3速マニュアルトランスミッション・アップマフラー・大型セミダブルシート・ラバー付き6 L燃料タンクを装着するスポーツモデル。1964年(昭和39年)にマニュアルトランスミッションを4速へ変更するマイナーチェンジを実施。 スポーツカブC110S 1961年(昭和36年)8月発売。上述したスポーツカブC110へアップハンドル装着ならびにシングルシート + リヤキャリアを装着したモデル。 スポーツカブC115 1961年(昭和36年)10月発売。上述したスポーツカブC110へ2人乗車を可能とするため54 ccエンジンを搭載したモデル。 スポーツカブCS90 1964年(昭和39年)7月発売。新設計の89 cc SOHCエンジンを搭載するスポーツカブC115からの実質的フルモデルチェンジ車。18インチホイール・前輪テレスコピックフォークを装着する。1965年(昭和40年)にリヤキャリア・フルチェーンカバーを装着するCS90-2、さらに脱着式ピリオンシートを装備するCS90-3を追加するが、1966年(昭和41年)のマイナーチェンジでベンリイCS90へ車名変更。 スポーツカブCS65 1964年(昭和39年)12月発売。C65同様のSOHCエンジン搭載。上述したCS90とは異なり前輪サスペンションはボトムリンク式となる。1966年(昭和41年)のマイナーチェンジでベンリイCS65へ車名変更。 スポーツカブCS50 1965年(昭和40年)発売。上述したCS65の車体に搭載されるSOHCエンジンの内径を44 → 39 mmへ縮小し、排気量を49 ccへダウンさせたモデル。最高出力5.2 PS / 10,250 rpm。1967年(昭和42年)にベンリイSS50へのフルモデルチェンジを実施し生産終了。
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