ストームキャット系とは? わかりやすく解説

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ストームキャット系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/27 14:40 UTC 版)

ストームキャット系(ストームキャットけい、Storm Cat Line)は、(おもにサラブレッド)の父系(父方の系図)のひとつである。

概要

ストームキャットを祖にした父系で、ノーザンダンサー系ストームバード系の子系統である。

ストームキャット自身はアメリカで2歳G1を一勝しただけで一流半の成績しか残せなかったが、種牡馬としては1999年2000年にアメリカリーディングサイヤーを獲得するなど一流の成績を収めた。

後継種牡馬として最も活躍したのがジャイアンツコーズウェイであり、2度のアメリカリーディングを獲得。さらに仏二冠馬シャマルダルを筆頭にヨーロッパでも活躍馬を送り出し、世界的な大種牡馬として活躍した。仔のシャマルダルも仏ダービー親子制覇を達成したロペデヴェガを出すなど父系は大きく広がりつつある。このためジャイアンツコーズウェイ系として独立して扱われることもある。

またヘネシーから繋がる系統がある。ヘネシー自身は2歳時のみ走った早熟馬で種牡馬としてそこそこの成功を収めた。その仔らもそこそこの成功に留まっていたが、孫のスキャットダディが種牡馬として芝のスプリンターからダートのクラシックホースまで幅広い活躍馬を送り出し、種牡馬として成功。スキャットダディは11歳で早逝したものの多数の後継種牡馬たちを残しており、今後の発展が期待される。

それ以外で現在活躍している種牡馬としてはライオンハート・イントゥミスチーフ・シャックルフォードなどがいる。

サイアーライン

---↓ストームキャット系---

  • サイアーライン上は種牡馬入りした馬、→印の後は牝馬などの非種牡馬の代表産駒の一部を示す。また、日本調教馬における太字はG1級競走の勝ち馬を示す。



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