スカイブリッジ・キャピタル
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「アンソニー・スカラムーチ」の記事における「スカイブリッジ・キャピタル」の解説
2005年、スカラムーチは、グローバルなオルタナティブ投資を業務分野とするスカイブリッジ・キャピタル(以下「スカイブリッジ」)を設立する。2009年、ラスベガスで毎春開催されている投資会議「SALT」(SkyBridge Alternatives)会議を創設し、その議長を務めた。 2011年、ニューヨークの金融部門でアーンスト・アンド・ヤング起業家賞受賞。2016年、『Worth』マガジンによる「パワーランキング100: グローバルファイナンスの世界で最もパワフルな100人」で85位にランクイン。 2014年5月、スカイブリッジは金融ニュースを扱うテレビ番組『ウォール・ストリート・ウィーク(英語版)』のライセンスを取得。同番組は、ルイス・ルーカイザーがホストを務め、PBSによって放映されていた番組である。スカラムーチは新たなホストを務めることになった。同番組の放映権は、2016年にフォックス放送に移転している。 2017年1月17日、スカイブリッジは、同社の過半数株式を、RONトランスアトランティックEG及び中国共産党と密接な関係を有する中国のコングロマリット、HNAキャピタル(英語版)のアメリカ子会社に対して売却すると発表した。その発表に伴い、スカラムーチは、スカイブリッジの共同経営者としての地位から退いた。もっとも、2017年7月現在売却手続自体は完了しておらず、同月1月以降もスカラムーチは同社に被用者としてとどまり、給与の支給を受けていたとの報道がなされている。売却についての規制当局の検証手続も未だ進行中であるが、スカラムーチはこの点について、利益相反のリスクを払拭するため、政府倫理局と共同して進めていると述べている。
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