シルク印刷とは? わかりやすく解説

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シルク印刷

シルク印刷とは、孔版スクリーンとして印刷対象覆い、孔からインク付けて印刷する方法であり、シルクスクリーンスクリーン印刷ともいう。
  シルク印刷での版は、メッシュ状の幕(スクリーン)に感光剤塗布してからフイルム焼き付け現像処理行い、これによってできた孔が使用される当初木枠に絹(シルク)を張った物に裏から型紙張り、これを印刷面に当ての上からインク付けて行っていたため、「シルク」という名称が使われているが、現在では版素材のほとんどがナイロンステンレス鋼ができており、絹を使用しているわけではないまた、焼き付け行わず、単に型を切り抜いた版を用い場合ステンシル印刷といい、原理的にはシルク印刷の仲間である。
  シルク印刷で使用するスクリーン版は、網点再現性が悪いため通常印刷紙媒体印刷行ったもの)ではあまり使用されないが、版が柔軟印刷対象曲面でも対応できること、印圧少なくてすむこと、多様なインク種類対応できることなど利点多く、布、プラスチックフイルム金属ガラスなど紙以外の素材やびん、缶といった曲面への特殊印刷がシルク印刷で行われている。
  また印刷可能インク量が多いため下地を完全に覆うことができ、インク盛り上がった印刷や、機能性塗料などを用いた特殊印刷にも使用されている。例えば、スクラッチカードなどの銀色部分はシルク印刷であり、半導体製造におけるパターン印刷にもシルク印刷が用いられている。

シルク印刷

適している分野・使用事例

缶類・プラスチック製品・ガラス製品など以外の素材曲面への印刷、スクラッチカードの銀色部分半導体製造におけるパターン印刷

※本用語集は、索引元の東大阪市製造業支援サイト「東大阪市技術交流プラザ」において、平成16年度委託事業で構築したコンテンツです。

シルク印刷

メッシュ状の布(シルクスクリーン)の表面の穴を文字絵柄など印刷したい部分以外をふさぎ、その穴からインキ押出して被印刷体へ印刷行なう方法 。 被印刷体に対し柔軟に対応でき、印刷特別な装置を必要としないため、設置済みの物に対し現地印刷することも可能。



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