シネマトグラフの輸入とは? わかりやすく解説

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シネマトグラフの輸入

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 09:13 UTC 版)

稲畑勝太郎」の記事における「シネマトグラフの輸入」の解説

1896年明治29年)、毛斯綸紡織社用フランス渡った際、リヨン留学時代友人であるオーギュスト・リュミエールから、彼が弟と発明したシネマトグラフの上映を観て、この光学的な装置魅力感じシネマトグラフ日本輸入巨費投じたリュミエール契約結んだ稲畑は、装置2台とフィルムシネマトグラフ興行権買い取りリュミエール社の撮影技師映写技師コンスタン・ジレル連れて1897年明治30年1月帰国した同年四条河原町近くにあった京都電燈株式会社の庭(後の立誠小学校廃校)の敷地内)で試写実験が行われたが、映写知識がなかったため試行錯誤し、なんとか上映できるまでになり、2月大阪南地演舞場で初の有料の上映会を行った。これが日本初映画興行となったまた、ジレルリュミエール要請日本の風景日常芸者踊りなどを撮影稲畑もこれに加わっており、日本初映画撮影にもかかわっている。ジレル撮ったフィルムなかにはアイヌ踊り写したものや、列車到着するところを写したものなどがあり、その一本稲畑一家食事とってい様子写したものもある。 しかし、稲畑費用予想以上に嵩むことなどを理由活動写真興行からは手を引き友人横田万寿之助・横田永之助兄弟興行権譲った

※この「シネマトグラフの輸入」の解説は、「稲畑勝太郎」の解説の一部です。
「シネマトグラフの輸入」を含む「稲畑勝太郎」の記事については、「稲畑勝太郎」の概要を参照ください。

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