シアターでのキャリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 05:13 UTC 版)
「シャイアン・ジャクソン」の記事における「シアターでのキャリア」の解説
ジャクソンは地方の劇場で、『ウェスト・サイド物語』のトニー、『Most Happy Fella』のジョー、『Children of Eden』のケイン、『ヘアー』のバーガー、『回転木馬』のビリー・ビッグロー、『くたばれ!ヤンキース』のジョー・ハーディー、『ロッキー・ホラー・ショー』のロッキー、そして『キスメット』の"The Poit"(詩人)として出演していた。また、それ以外にも多くのプロダクションに出演していた。 ジャクソンのブロードウェイへの出演は、トニー賞を受賞した『モダン・ミリー』での、ジミーとトレヴァーの2人の代役が最初だった。また後に、『アイーダ』のラダメスとしても代役で出演していた。そしてオフ・ブロードウェイ上演の、『ALTARBOYZ』でオリジナルのマシュー役を演じた。2005年にジャクソンは、エルヴィス・プレスリーに捧げられた、オリジナルのミュージカル、『All Shook Up』でブロードウェイで始めての主役を務めた。このチャド役でジャクソンは賞賛を受けて、シアター・ワールド・アウォードを受賞し、アウター・クリティクス・サークル・アウォードとドラマ・リーグ賞にノミネートされた。そしてオフ・ブロードウェイのステージ作品、ニッキー・シルヴァーの『The Agony and The Agony』にヴィクトリア・クラークと共に出演した。 2006年6月、予定されていたオープニング・ナイトに1週間を切ったところで、リハーサルで負傷したジェームズ・カーピネロの代わりとして、ソニー役でオリジナルのミュージカル『ザナドゥ』に出演した。以前、ワークショップ・プロダクションでジャクソンとジェーン・クラコウスキーは、このミュージカルに出演していたが、スケジュールが合わなくてブロードウェイ公演には参加しなかったものであった。ジャクソンはこの役で、ドラマ・デスク・アウォードとドラマ・リーグ賞にノミネートされた。『ザナドゥ』は、トニー賞のベスト・ニュー・ミュージカル賞といくつかの賞にノミネートされていたので、第62回トニー賞のステージでジャクソンと他のキャストによるパフォーマンスが行われた。 2008年ジャクソンは、ジェーン・クラコウスキー、ショーン・ヘイズと共に"New York City Center's Encores!"での『くたばれ!ヤンキース』に出演した。"Encores!"シリーズには2009年に、『フィニアンの虹』のウッディ・マホーニー役でも登場した。また、『アヴェニューQ』を作ったトレイ・パーカー、マット・ストーン、そしてロバート・ロペスによるミュージカル『ブック・オブ・モルモン』のワークショップ・プロダクションに出演した。 2009年10月に、1947年のミュージカル『フィニアンの虹』がブロードウェイの"St. James Theatre"でリヴァイヴァル上演されて、ジャクソンは再びウッディ・マホーニー役で、ジム・ノートンやケイト・ボールドウィンと共に出演した。ウォール・ストリート・ジャーナルは、「ケイト・ボールドウィンとシャイアン・ジャクソンが"Old Devil Moon"(月の誘惑)を歌うのを聞くのは、ベスト・セラーのキャスト・アルバムからのように思える。」と絶賛している。2010年1月17日に公演が終了して、『フィニアンの虹』の"New Broadway Cast Recording"のアルバムが2010年2月2日にリリースされた。 2011年9月、ダスティン・ランス・ブラックの新しい作品『8』は、ジョー・マンテロ監督でブロードウェイの上演が行われ、モーガン・フリーマン、エレン・バーキン、マット・ボーマー、クリスティン・ローリ、ジョン・リスゴーと共に出演した。また2012年6月に"Lucite Lortel Theatre"で上演されたMCCシアター製作の『The Heart of The Matter』にクリスティン・リッターと共に出演した。 ブロードウェイの2012年から2013年のシーズンにデイヴィッド・ウエスト・リードの『The Performers』が"Longacre Theatre"で上演され、ジャクソンはヘンリー・ウィンクラー、アリシア・シルヴァーストーン、ダニエル・ブレイカー、ジェニ・バーバー、アリー・グレイナーと共に出演した。この作品は2012年10月23日から11月18日までの公演で、23回のプレヴューと7回の公演で終了した。全体的にメディアのステージ・グレイドはCであったが、エンターテインメント・ウィークリー、ハリウッド・リポーター、ニュー・ヨーク・タイムズ、AP通信では、ジャクソンとアリー・グレイナーに対して非常にいい評価を行っていた。ブロードウェイのプロデューサーは早期終了の理由にハリケーン・サンディーによる興行収入への影響をあげている。
※この「シアターでのキャリア」の解説は、「シャイアン・ジャクソン」の解説の一部です。
「シアターでのキャリア」を含む「シャイアン・ジャクソン」の記事については、「シャイアン・ジャクソン」の概要を参照ください。
- シアターでのキャリアのページへのリンク