サーストン家
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「交響詩篇エウレカセブン」の記事における「サーストン家」の解説
アクセル・サーストン 声 - 青野武 レントンの祖父。アドロックの父親。「(有)サーストン工業 ガレヱジ・サーストン」を営むメカニック屋の頑固爺。元トレゾア技研研究員。 アドロックをもてはやす民衆や彼が死ぬ元凶となった軍を毛嫌いしている(作中序盤ではこの家から軍人を出す気はないと発言する)。レントンに対してはメカニックとして平穏に過ごしてほしいと思う一方、アミタ・ドライヴをレントンに託すなど、一枚岩ではない心境を見せる。 自ら多くを語らないが、メカニックの間では「サーストンといえばアクセル」と言われる程で、科学者や発掘屋たちからも尊敬されている。アクセル自身もトレゾアでの勤務経験がある。ガレヱジ・サーストンでは原動機系機械の修理依頼にはピーキーにチューンして納品するというのがポリシーらしく、その伝統はレントンにも受け継がれている。住民票の記載によると、妻ローズは11980年8月19日に死亡している。 序盤でアドロックの遺品といわれる謎のパーツ、アミタ・ドライヴを隠し持っていたが、孫のレントンに託す。当初は序盤のみに登場する予定だったが、声を担当した青野の演技により後半以降も登場する場面が追加された。 アドロック・サーストン レントンの父。民衆から世界を救った英雄とされている人物。妻のブラウはレントンを生んだ日(11990年2月28日)に死亡している。 軍の科学技術者だった彼はスカブ・コーラル研究に関する独自の仮説を唱え、「アゲハ構想」のレポートを残した。また、軍に入隊して間もないエウレカに様々なことを教えた。最期は世界を襲ったトラパーの異常発生に伴う大災害、サマー・オブ・ラブから命を賭して人類を救った(住民票によると11990年9月10日死亡)。 レントンは彼のことをほとんど覚えておらず、英雄の息子として大きなプレッシャーを感じていた。彼が残した言葉に、「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」があり、サーストン姉弟、ノヴァク兄弟、チャールズらに引き継がれている。 物語終盤、スカブ・コーラルでレントンと再会。娘のダイアンと共に旅立つレントンを見送った。 ダイアン・サーストン 声 - 玉川紗己子 レントンの姉。ホランドの初恋相手(元恋人)。 早くに両親を亡くしたレントンにとって親代わりだった。ホランドの口添えにより軍へ入隊し、父アドロックの研究を引き継ぐが、レントンが幼少の頃に突然消息を絶った。 物語終盤、スカブ・コーラルでレントンと再会。父のアドロックと共に旅立つレントンを見送った。
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