サンアブアプ【サンアブアプ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9906号 |
登録年月日 | 2002年 3月 1日 | |
農林水産植物の種類 | アブチロン ヒブリドゥム | |
登録品種の名称及びその読み | サンアブアプ よみ:サンアブアプ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | サントリーフラワーズ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都千代田区麹町五丁目7番地2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 見里朝也 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ジュリア」に出願者所有の無名実生種を交配して育成されたものであり、花弁外面が濃黄ピンク色、内面が浅橙色の鉢物及び花壇向きの品種である。樹姿は直立性、樹高はやや低、枝の色は緑である。葉全体の形は3裂葉、深裂の深さは浅、葉身長は短、幅はかなり狭、表面の色は緑、斑の有無は無、光沢は無、葉柄の長さは短、色は緑である。花冠の径は中、展開度は小、花弁外面の地色は濃黄ピンク(JHS カラーチャート0712)、複色の有無は有、模様の種類はぼかし、色は浅橙(同1603)、脈の色は赤(同0414)、花弁内面の地色は浅橙(同1603)、複色の有無は無、脈の色は赤(同0414)、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、形は広倒卵形、花弁数は5枚である。がく片の大きさはやや短、色は淡緑、花柄の長さ及び雌ずいの長さは中、花糸の色は赤、柱頭の色は紫、位置はやくより下、開花習性は四季咲きである。「オレンジ・キング」と比較して、花弁外面の地色が濃黄ピンク(同0712)であること、花弁内面の地色が浅橙であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者の温室(大阪府三島郡島本町)において、「ジュリア」に出願者所有の無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、出願者の近江栽培センター(滋賀県八日市市)において増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の農林水産植物の種類は「いちび」であった。 |
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