サンアブレオ【サンアブレオ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9907号 |
登録年月日 | 2002年 3月 1日 | |
農林水産植物の種類 | アブチロン ヒブリドゥム | |
登録品種の名称及びその読み | サンアブレオ よみ:サンアブレオ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 3月 1日 | |
品種登録者の名称 | サントリー株式会社 | |
品種登録者の住所 | 大阪府大阪市北区堂島浜2丁目1番40号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 見里朝也 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花弁外面及び内面が明橙色の鉢物及び花壇向きの品種である。樹姿は半直立性、樹高はかなり低、枝の色は褐緑である。葉全体の形は3裂葉、深裂の深さは浅、葉身長はやや短、幅は狭、表面の色は緑、斑の有無は無、光沢は無、葉柄の長さはかなり短、色は緑である。花冠の径は中、展開度は小、花弁外面及び内面の地色は明橙(JHS カラーチャート1304)、複色の有無は無、脈の色は濃紫赤(同9709)、複色の有無は無、脈の色は赤紫(同9714)、花弁の長さは中、幅は狭、形は倒卵形、花弁数は5枚である。がく片の大きさは中、色は赤褐、花柄の長さはやや短、雌ずいの長さは中、花糸の色は赤紫、柱頭の色は暗紫、位置はやくより下、開花習性は四季咲きである。「オレンジ・キング」と比較して、花弁外面及び内面の地色が明橙であること、花糸の色が赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に出願者の温室(大阪府三島郡島本町)において、出願者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、出願者の近江栽培センター(滋賀県八日市市)において増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の農林水産植物の名称は「いちび」であった。 |
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