サオナ【サオナ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8400号 |
登録年月日 | 2000年 10月 4日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | サオナ よみ:サオナ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 10月 4日 | |
品種登録者の名称 | クリングロー社 | |
品種登録者の住所 | 連合王国 ハンプシャー P09 1QU ハバント ノース ストリート ステーション ハウス | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ピーター ウェイン | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の育成系統に「バリ」を交配して育成されたものであり,花は黄白色の中輪で,切花向きの品種である。草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は高である。茎の太さはかなり太,色は緑,強さ及び中空の程度は中,摘心後の分枝性は多,側らいの発生程度は中,節間長はやや短である。葉身長及び葉幅は中,葉の縦横比はやや小,葉柄の長さは長,葉の基部の形は平,先端部分の形は鈍円,一次欠刻は中,葉裂片縁部の重なりの程度は平行する,表面の色は中,裏面の色は濃,毛じの多少,光沢度,厚さ及び硬さは中,葉柄の着生角度は上向き,たく葉の有無は殆どの葉に付着,形は2深裂,大きさは中,分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形,花の大きさは中,厚みは低,舌状花の重ねは2~4列,舌状花数は少である。管状花部の直径はやや小,管状花数は多,分布は集中,長さはやや小である。花弁の形は平弁,先端の形は丸い,花弁の長さは中,幅はやや狭,外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2902),舌状花表面の色の分布状態は均一,外花弁の角度は上向き,花盤の色は黄緑,花たくの形は平らな円錐状,大きさは小,総ほうの大きさはかなり小,花首の太さはかなり細,長さは極長,生態分類型は秋ギク,開花の早晩性はやや晩である。「ショーナ」と比較して,葉の基部の形が平であること,外花弁の表面及び裏面の色が黄白であること等で,「ソア」と比較して,葉の先端部分の形が鈍円であること,葉裂片縁部の重なりの程度が平行すること,花弁先端の形が丸いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1989年に出願者のほ場(連合王国)において,育成者所有の育成系統に「バリ」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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