サカエ秋【サカエアキ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10069号 |
登録年月日 | 2002年 3月 25日 | |
農林水産植物の種類 | メロン | |
登録品種の名称及びその読み | サカエ秋 よみ:サカエアキ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 熊本県 | |
品種登録者の住所 | 熊本県熊本市水前寺6丁目18番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 黒野誠六、大王かおる、青木和年、西本太、末永善久 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の固定系統を母系とし、「テムズ秋冬Ⅰ」の選抜系統を父系とする交雑品種であり、果実はやや長球形でネットは密、果肉は黄緑色の施設栽培に向く品種である。種子の大きさ、主づるの太さ、節間長及び葉の大きさは中、欠刻は浅、葉柄の長さは中、花性は両性花雄花同株型、雌花(両性花)着生位は子+孫づる、春作及び夏作の雌花(両性花)の発生はかなり良、着果の安定度は安定である。果皮色(適食期)は灰、果形はやや長球、果面の状態は平滑、ネットの密度は密、ネットの幅はやや狭、へた離れは難、果重及び花落ちの大きさは中である。果肉の色は黄緑、果肉質(適食期)は溶、果肉の厚さは厚、糖度はやや高、香りの質はネット、日持ちはやや長、つる割病抵抗性は弱である。「セイヌ秋冬Ⅰ」と比較して、果皮色(適食期)が灰であること、果面のネットの幅が狭いこと等で、「テムズ秋冬Ⅰ」と比較して、果形がやや長球であること、果面のネットが密であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、出願者所有の(「アールス フェボリット冬系2号」×「アールス フェボリット夏系7号」)の固定系統を母系とし、「テムズ秋冬Ⅰ」の選抜系統を父系とする交雑品種であり、平成6年に熊本県農業研究センター(菊池郡合志町)において交配組合せ検定試験を実施し、7年から特性の調査を行い、10年に目標とする特性を有していることを確認して育成を完了したものである。 |
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