コリンズ・ウイルキーとは? わかりやすく解説

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コリンズ・ウイルキー(William Wilkie Collins)

1824年(文政7)、イギリスロンドン生まれ。父は王立学士院会員風景画家ウィリアムコリンズ。弟のチャールズコリンズも画家で、ディケンズの娘と結婚している。
1843年(天保14)、「イラストレイテッドマガジン」に「The Last Stagecoachman」という詩を発表1848年(嘉永1)、父の死まつわる伝記「父の想い出」を刊行
1850年(嘉永3)、歴史小説「アントニナ」が小説としての処女作
1851年(嘉永4)からディケンズ主宰する素人劇団所属し企画立案俳優として活躍。その一方で弁護士の資格を得る。 1853年(嘉永6)からはディケンズ発行していた週刊文芸雑誌「Household_Words」の寄稿家、編集スタッフとなった
1860年(万延1)に「オールザイヤーラウンド」に発表した白衣の女」はベストセラーとなり、1891年(明24)には「白衣婦人」のタイトル原抱一庵が訳す。
1868年(明1)、リューマチ苦しめられながら、イギリスにおける最初長編探偵小説である「月長石」を「All_The_Year_Round」に掲載TSエリオットは「もっとも早く書かれた、もっとも良い、もっとも優れた探偵小説」と激賞している。
しかし、晩年忘れ去られ1889年(明22)、痛風阿片吸引のため死去
1889年(明22)、省庵居士名義原抱一庵によって「報知新聞」に「月珠」として訳される未刊また、1892年(明25)に黒岩涙香が「我不知」として「都新聞」「万朝報」に訳している。1934年には「ミステリリーグ」の読者投票第四位を獲得江戸川乱歩古典ベスト2に挙げた




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