コリジョンコース‐げんしょう〔‐ゲンシヤウ〕【コリジョンコース現象】
コリジョンコース現象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/30 10:07 UTC 版)
コリジョンコース現象(コリジョンコースげんしょう)とは、そのまま進み続ければ衝突するであろう一点に向かって等速直線運動をしている2つの車両や航空機同士が、視界が良好な場合であってもお互いを早期に視認することが著しく困難であるという現象をいう[1][2][3][4]。見通しの良い平原の真ん中の交差点等で発生し、実際に衝突してしまった場合には運転者・操縦者の著しい過失によるものと思われることもあるが、人間の視覚能力の特性に起因した現象であることに留意する必要がある。コリジョンコースとは、そのまま進めば衝突(コリジョン)する進路(コース)、つまり「衝突一直線」という意味である。
- ^ Peppe, Kevin(Commander, US Navy) (December 1996). “Constant Bearing, Decreasing Range”. US Naval Institute Proceedings 122 (12/1): 126 .
- ^ “Collision Course with a Crossing Boat? How to Know”. Boats.com. 2017年8月18日閲覧。
- ^ “Collision Course with a Crossing Boat? How to Know”. Gulf Coast Sailing School. 2017年8月18日閲覧。
- ^ a b c JAF|クルマなんでも質問箱
- ^ https://www.sankei.com/west/amp/111104/wst1111040001-a.html
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2018年12月5日). “田園型事故招く「コリジョンコース現象」…栃木県警が対策本腰”. 産経ニュース. 2019年8月15日閲覧。
- ^ “茨城県稲敷市、田園地帯にぽつんと立つ道路標識がとんでもなくレア物だった |BEST TiMES(ベストタイムズ)”. BEST TiMES(ベストタイムズ). 2020年10月8日閲覧。
- 1 コリジョンコース現象とは
- 2 コリジョンコース現象の概要
- 3 事故の概要
- 4 事故防止対策
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