コツブタケとは? わかりやすく解説

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コツブタケ

和名:コツブタケ
学名Pisolithus tinctorius
    
分布国内では,これまでのところ,コツブタケ,タマコツブタケ,ナガエノコツブタケの3変種分けている.沖縄から青森まで,また広く世界的に分布
 
写真(上):コツブタケ菌根断面
写真(下):コツブタケ菌糸
説明
きのこは梅雨開け秋季発生するが,変種によって季節の片寄り発生ズレがある。アカマツクロマツコナラハンノキ類,カンバ類,ヤナギ類ユーカリモクマオウなど多く樹種菌根形成し植物の成長促進する荒れ地好み腐植発達した林地ではほとんどみられない.その過酷な土壌太く黄色菌糸束を走らせ生き抜き球形地中からこぶしが突き出たようなきのこをつくる.胞子多産型の腹菌類仲間世界的に知られで,緑化への貢献度No.1.森林形成初期利用できる考えられる粉状胞子集めて接種感染できるので施設がなくとも気軽に使えるが,この方法による感染率それほど高くない確実に感染させるには,分離培養し栄養菌糸得てバーミキュライトピートモス混合基材を使うのがいい.
コツブタケ菌根断面

コツブタケ菌糸



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